山口県光市の母子殺害事件で被告人に死刑判決
「ドラえもんが何とかしてくれると思った」
事件当時18歳だった山口県光市の母子殺害事件の被告人に死刑判決が下った。
会見をする本村さんの目には、涙がうかんでいた。
本村さんの言葉はいつも思うが、深みがある。
聞いていて感慨深い。
この判決により、犯行当時の年齢は関係なく、死刑を回避する決定的なものとはいえず、
たとえ少年であろうが特別視されないということになりそうである。
これは今後の裁判においても大きな意味を持つものとなりそうだ。
遺族は9年もの間戦い続けてきた。
その期間はあまりにも長すぎるものであり、つらいものであっただろう。
途中では被告弁護団による心ない言葉も本村さんは受けた。
だが、犯行の悪質さや動機などから見ても、
裁判官が正当な判決にしてくれるのではないかと、私は思っていた。
死刑が正しいかどうかはわからないが、これが一つの答えであることは間違いない。
なによりもすごいと思ったのは遺族の意志や決意であろう。
最後まで戦い続けるんだというその気持ちを貫き続けた結果がやっとでたのではないかと考えるものである。
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