ポルトガルの10番といえば、このルイコスタが真っ先に浮かびます。
現役時代では、その顔の特徴から、
ウマ・コスタと呼ばれることが多かった選手ですが、本当に名プレーヤーでした。
ベンフィカでキャリアをスタートさせ、フィオレンティーナ、ミランと渡り、
そしてベンフィカに戻っての現役生活を終えました。
フィオ、ミラン時代に彼のプレーはよく見ていましたが、
ドリブルとパスにかけては郡を抜いていました。
フィオでは、バティことバティストゥータとの抜群のコンビネーションを見せ、
大いに活躍し、ミランではカカにポジションを奪われながらも、
随所に素晴らしいパスを見せてくれました。
シェフチェンコ(現チェルシー所属)には「世界最高のプレーヤー」と言わしめ、
その能力は間違いなく世界最高峰でした。
05-06シーズンを終えた後、自分の母国クラブのベンフィカに戻ったルイコスタ。
ミランを去る際、自らの10番をカカにつけて欲しいと漏らしていたそうなので、
それをセードルフがつけた際には、私は少しショックでした。
36歳で現役を引退したルイコスタですが、その能力とは裏腹に、
獲得したタイトルは、チャンピオンズリーグとコパイタリアのみと寂しいもの。
彼のプレーがもう見られないのは寂しいですが、
いつかどこかでサッカー界に帰ってきてくれるのを楽しみにしています。
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