最近ドラマというかテレビを見なくなっているような気がします。
見ないのではなく、見れない、といったほうが正しいのかもしれません。
そんな中、久しぶりの休日にドラマを見ました。
「古畑中学生」というもので、あの刑事ものの人気シリーズ「古畑任三郎」の
中学生の頃の思い出を描いたものです。
探偵は休みの日もそんな探偵っぽいのを見ているのかと
思われるかもしれませんが、決して誰もがそうではありませんので。
私はただ純粋に探偵が好きなので、よくこういった探偵ものは拝見します。
ドラマのテーマは「忘れられない出会い」というもの。
中学生の古畑少年は田舎の学校に転校し、
優しくて自分を理解してくれる先生と厳しくてなんだか怪し気な教頭先生、
そして転校生の彼の世話係りとなった同級生と出会います。
これが主な登場人物のようですが、はじめその運命的な出会いとは
優しくて自分を理解してくれる先生との出会いなのかな、と思って見ていましたが、実はそうじゃないようです。
そして事件が起き、話が進むにつれてだんだん先生の様子が変わってきて……。
古畑少年が謎を解いて真相を語り終えた時、その先生は古畑を殺そうとします。
そこにタイミング~よく現れる教頭先生。
教頭先生は事件の全てを見抜き、その先生が怪しいとふんでこっそり様子を見ていたようで、
その教頭先生が言った台詞が
「お前にとって善悪とはなんだ? 自分の味方をするものが善で邪魔をするものが悪か?
うわべに騙されるな、物事の本質を捉えよ、動きばかりを見るのではなく、心を読め」と。
そのとき古畑少年はハッと何かに気付かされます。
そして視聴者側の我々も同時にハッと気付きます。
運命的な出会いとはこの教頭先生との出会いだったのかと。
しかし教頭先生、いいこと言うなーと感心しました(本質的には脚本の三谷さんが、ですが)。
探偵にもこの言葉はあてはまり、早速、最近てんぱり気味の新人君にこのいい言葉を教えようと思います。
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このページは、tantei-blogが2008年6月17日 02:02に書いたブログ記事です。
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