恋人はなぜ盗聴器を仕掛けたのか

最近世の中も物騒になってきましたが、

皆さんの身の回りは大丈夫でしょうか?

怪しい探偵の人がうろうろしてませんでしょうか?

テレビのニュースでなかなか興味深いものがありましたので、

今回はその事件について紹介しようと思います。

登場人物は40代男性と20代の女性という

この時点でちょっと、ちょっとちょっとな、いわゆる年の差カップル。

その彼女の部屋に盗聴器が仕掛けられていたというお話。

盗聴器を取り除き、彼女の部屋に隠しカメラを取り付けて、様子を見ることに。

盗聴器を外すと異変を感じ、犯人が再度部屋にくるかもしれないからです。

すると、その監視カメラには彼氏が部屋をしきりに歩き回ったり

ゴミ箱を漁るという衝撃の映像が!

まるでなくなった盗聴器を探しているかのようです。

その後、取材班は彼女とともにその彼氏を直撃。

「盗聴器を仕掛けたのは自分です」とあっさり認めてしまう。

仕掛けた理由は「自分がどう思われているのか知りたかった」らしい……。

そんなの直接聞けよとも思いますが、いろいろな理由があったんでしょう。

そこからはもう彼女の怒涛の攻撃です。

「反省してんの?」「気持ち悪い」

など、罵声を浴びせかける彼女を前に謝ることしかできない彼氏。

しかしいくら悪いことをしたとはいえ、現状では

法的に彼氏を罰することはできない。

盗聴器を仕掛けるために部屋に侵入したり、

盗聴して聞いた内容を第3者に漏らしたりすれば罪には問えるようだが、

この場合、彼氏ということもあり、どちらも適用は難しそうであるため、

大半の人と同じ様に泣き寝入りするしかないようでした。

そこでニュースキャスターが言っていたのは「聞く」というところで

罰則を設けてはどうか? との意見。

聞いた時点でダメというよりは、盗聴器自体の所持や購入がダメってことに

した方がいいような気もしますが。

まあ、そうなると私の探偵事務所にある盗聴器は全部おじゃんになるんですが。

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このページは、tantei-blogが2008年11月15日 22:50に書いたブログ記事です。

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