サッカー: 2008年1月アーカイブ
今年初の試合が岡田監督就任後第1戦目となったチリ戦。
日本は序盤から果敢に攻めていった。細かいダイレクトパスをつなぎ、
「おお、これが岡田ジャパンが目指そうとしているものなのか!?」という片鱗を見たように思います。
しかし、攻めはするもののゴールを決めることはできない。
やはりこの辺は変わらないのか、となんとも歯がゆいですが・・・。
後半はやや攻め込まれる場面も目立ったが、0点でおさえられたというのはよかったのですね。
今回の試合を見てると、守備はまあいいとして、問題は攻撃じゃないでしょうか。
ゴール際では技術どうのこうのではなく、気持ちで持っていってもらいたい。
もっと、“土壇場の気迫”を見せてほしいですね。
結果としては物足りない感じですが、
次の試合では多少のリスクを犯してでも、もっと前へ前へと攻めて行ってもらいたいです。
ここ最近、日本の選手が海外のクラブチームに移籍するということがよくある中、
日本代表のFWである高原直泰、ドイツのフランクフルトから浦和レッズへの移籍が決まったようです。
フランクフルトでは数々のゴールを上げ、1部残留に大きく貢献し、
のちに同チームに移籍してきた稲本潤一との日本人コンビが注目されていた矢先の移籍…。
高原が語るところによれば、監督の自分に対する起用法が納得のいかないものだったようで、
監督の戦術に対しても気に入らないところがあり、今回の移籍に踏み切ったようですが…。
しかし、今回の高原の移籍で、海外でサッカーをやることが最大の目標ではないということが、
1つの形として示されたのではないでしょうか。
確かに海外(特にヨーロッパ)のサッカーは優れていますが、
起用面や戦術面が納得のいくものでなければ意味がないのだということがよくわかりました。
日本人選手は海外に行こうとし、口を揃えて「海外で有名になる」と言いますが、
海外にいったからといって有名になれるわけではなく、
場所に関係なく何をなすかによって有名になれるかどうかが決まってくるのだと思います。
自分の納得いく場所で納得できるサッカーをやりたいという
高原のこだわり、信念、意志の強さというのは素晴らしいと思います。
私も探偵たるもの、1つ1つの調査をきっちりおさめることで、
有名な探偵への第1歩を踏み出せるのだなと感じています。