サッカー: 2008年5月アーカイブ

カーン.jpg

 ドイツ・ブンデスリーガ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンに

所属するオリヴァー・カーンが、現役を引退することになった。
06年の日韓W杯の影響で、日本でも一躍有名となったこの名GKは、

バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表で数々のタイトルを獲得し、

今季もリーグ優勝を果たし、最終節も4-1で快勝、カーン引退に花を添え、

まさに有終の美を飾った。

1994年からバイエルン一筋のカーンは、

引退する38歳までこのチームのゴールマウスを守ってきており、

この年齢まで強豪チームのスタメンをはれるというその精神力が

やはり彼の魅力だろうし、すごいところだろうと思う。

99年には、カンプ・ノウの奇跡(悲劇)を経験しており、

またゴールマウスを守っていた当事者でもある。

 

 

彼の闘志あふれるプレーは日韓ワールドカップをご覧になった方なら記憶に新しいことだろう。

カーンを知らない人や、初めて見た人は口々に「ゴリラだ!」と言ったという。

ゴールを死守し、雄たけびをあげるその姿はまさにゴリラの咆哮を思い出させた。

GKとしては世界最高峰と言われており、彼相手にゴールは難しいとされている。
試合に対する集中力や勝利への執念、ゴールされるのを最も嫌うことでも有名。

笑い話として、自チームが負けている試合で、コーナーキックの際に相手ゴール前まで駆け上がり、

自らの手でパンチングしゴールを決めてしまって退場処分を受けたり、

幼稚園児との交流では、幼稚園児のゴール数ごとに寄付金を出す予定であるにも関わらず、

すべての幼稚園児のシュートをブロックしたこともある。

まさにGKの鑑。

彼のプレーがもう見れなくなるというのは非常に残念なことだが、

これから別の道に進んでも、ずっとカーンらしくいてもらいたい。

皆さんは4年前の激闘を覚えておいでだろうか?
ギリシャで開催されたEURO2004を。あの熱き戦いの日々を。

ポルトガルVSギリシャの試合で始まり、

開催国ギリシャの勝利という波乱の幕開けだった前回大会は、

決勝でも両者が激突しまたもギリシャが勝って幕を閉じたというものすごい大会であった。

スイス・オーストリアの共同開催である今回もまた

ヨーロッパの強豪国が勢ぞろいしているので、見所はたくさんあるだろう。

EUROはワールドカップと同じく、4年1度の大会。
欧州諸国が集まり、真剣勝負で戦う。

大会の方式としては1グループ4カ国×4グループ=16カ国で争われ、

各グループの2位までが決勝トーナメントに進出するというものである。

どの国が勝ってもおかしくないし、サッカーは何が起こるかわからない。

 

私の優勝予想は希望もこめてスペイン。

セスクファブレガスやトーレス、イニエスタなどの名選手達がスペインを頂点に導いてくれると信じている。

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