tantei-blog: 2007年9月アーカイブ

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最近、大前研一の著書から遠ざかっていたのですが、

ひさびさに読みました。

感想としては、PSAの復習ができたので、良かったー ってとこです。

大前研一が、以前から提唱する、PSA、まあいわゆる、問題解決の為の思考スキルなのですが、PSAの考え方自体は、私も、公務員時代から、非常に参考にさせてもらってる方法です。

今回、新著が、出たので読みましたが、大前研一のPSA著の中では、かなり判りやすく、事例が載っていたのが、良かったです。

しかし、95年の都知事戦では、これだけの優れた才能を持つ大前研一よりも、青島幸雄を選んだ東京都民は、一体、何を考えていたのか。。謎です。。

まあ、大阪府民も、横山ノックを選択したという過去があるので、他府県の方をどうこう言えませんが。

 

今日も、一般的な浮気調査?を行いましたが、

非常にやり辛い調査でした。

というのも、今回の調査の依頼者は、以前他の探偵社に調査をお願いしていたらしいのですが、

完全に調査がばれてしまって、調査ができなくなってしまったので、最終的に我が探偵社に出番が

回ってきました。

やはりというか、予想通り、やってみると、超やり辛いです。

尾行の体制は3人体制で、一人がある程度、対象に見られた時点で、人員をチェンジするというやり方だったのですが、

 

今日の対象者の動きは、同じ角を何度も回ってみたり、電車に乗ろうとして乗らなかったりで、途中で失尾(というか尾行を中断せざるを得なくなった)して終わりました。

ある程度、予想されていた結果とはいえ、これほど警戒心が強いようでは、次回からどんな調査ができるのかを再検討する必要ありです。といっても先回り等、できるだけの事をしても、相当厳しいでしょう。。

声を大にして言いたいのは、 あまり尾行が下手な探偵社に頼まない方がいいですよ って事です。

二度と尾行ができなくなる典型例でした。。

 

今日は、探偵志望の人間の入社テストを担当しました。

最初は、自分で、根性があると言っていた人間なので、ちょっとはやってくれるのかと思いきや。。。

 

残念ながら、探偵不適格という結果に終わりました。

私の今までの感触からして、自分で、根性があるとか行っているのは、なかなか厳しい事が多いような気がします。

本当に、最近良く思うのですが、

「おもしろそう」とか、「お金稼げそう」とか、「変わった事がやりたい」という動機では、

難しいのでは?

と思います。

本当に探偵の仕事って大変なんですよーーーー。

と声を大にしたいところです。

例えば、対象者の写真がないとかで、調査の内容によっては、依頼者の方と一緒に張り込みをする事もあるのですが、

依頼者の方と張り込みをすると大体、一発で、探偵の大変さを理解してくれます。

この場合は、次回から、無茶な注文がつかなくなったりするのですが、

そうでない限り、なかなか一般の方が、いかに探偵の仕事が大変かを理解してもらうのが難しいでしょうね。

いくら口で、炎天下や、雪の中での張り込みを説明しても、実際に自分がそういう状況を経験してみないと

判らない事が多いでしょうからね。。

 

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今日は、ちょっと、探偵の仕事について、語ってみたいと思います。

 

探偵というと、派手なアクションや、尾行を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、

ほとんどの時間は、張り込みに費やされます。

僕的にも、張り込みは好きではなく、どちらかというと尾行をやりたいのですが、

尾行している時間を1とすると、張り込み時間は9くらいといっていいほど、

探偵は、長い時間、張り込みをしている訳です。

張り込みは、暑かったり、寒かったり、退屈だったり、眠かったり、

あまり好きではないのですが、

しかし、調査の中で大部分を占める訳ですから、相当重要な仕事です。

変な張り込み方をしていると、近所の人に怪しまれたり、対象者に怪しまれたり

ろくな事はありません。

また、探偵歴が長ければ長いほど、一つの場所で静かに張り込むコツや風格が見についてくるとう意味でも、張り込みは、非常に奥が深いのではないでしょうか。

探偵の仕事は、張り込みであるといっても過言でないような気がします。

 

 

 

今日は事務作業の日でしたが、

なんとか、半年くらい前から調査をしていた、所在調査が一件、成功しました。

通常、半年もかかるような所在調査は、たいがい、うまくいかない事が多いのですが、

今回成功した人探し調査は、極めて対象者の情報が少ない調査で、

細い糸を手繰るような調査で、見事解決に至った感じです。

女性調査員のFさんが、担当していた調査だったのですが、

最近のFさんが担当する調査は、厳しい調査も多かったので、本当に良かったです。

しかし、よく見つけれたなと思うほど、難しい調査でしたので、依頼者の方も、かなり喜んでられました。

毎回、こういうケースばかりだといいのですが、現実的には、厳しい調査も結構あるのです。

世間が思っているほど、探偵は、スーパーマンではないのですが、

期待に応えねばというプレッシャーは、探偵なら、誰でも感じるのではないでしょうか。

 

尾行といえば、探偵の基本ですが。

今日は、かなり長距離の尾行を行いました。

元レーサーのK君のバイク尾行と、車両の調査員が2名いるので、

合計3名体制の尾行だったのですが、

これが、高速を乗り継ぎ、他府県にまたがる、かなり長時間の尾行になりました。

さすがに長距離になるので、車両の私は、途中、失尾してしまいましたが、

探偵歴の長いK君のバイクが食らいついてくれたおかげで、なんとか、最後まで尾行を完遂できました。

調査中は、かなりハイテンションで、飲まず食わずでも、ほとんど腹が減りません。

これぞ、探偵の醍醐味という調査ですが、対象者に怪しい動きがなかったのが残念です。

この調査は、まだ続くので、明日から気合が入りそうです。

 

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